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教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

天高く馬肥ゆる秋

来週は秋の学会.

準備も追い込みと行きたいところであるが,集中講義である.

学生が

「学会の準備を優先させたいのですが,集中講義を休んでもいいでしょうか?」

という.

なにをいいやがる.

集中講義の方が大事や.

と一蹴.

これだけの一流の先生が数時間もかけて基礎的な内容を指導してくれる機会なんて学会にはないのだ.

それに集中講義があるのは分かっていたはず

今追い込みをしているようではダメなのである.

そういうやりとりの後に教授がお見えになった.


昨晩の食事会のお礼を丁寧に述べられる.

・・・・.


一流の人物というのは違うものだと感服.

・・・.


今日もちょこちょこ聴講させて頂いた.

大変参考になった.

暗くなってから講義は終了.


教授をお見送りしてから,学会準備のチェックである.

共同研究も始動し始めて,様々なメールがやってきている.

秋ねー.


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CROSS様,非常勤講師とのランチ会なんてしゃれていますね.ないですね・・・.

ジロウ先生,気を遣うのはお互い様なんですよね.・・.

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集中講義

今年はG研究室に集中講義の講師招聘の権利が巡ってきた。

近年、経費節減ということで非常勤講師の費用が削減されている。

よって、第一戦で戦うライバルを招いて、その講義を聴く貴重な機会が失われ始めている。

我が田舎大学は幸いなことに、講師招聘の仕組みが残っている。

それで今回はK大のO教授という世界的権威に来て頂いた。

ガウスしかり、頭のいい人の講義は難しい。

凡人に天才の理解でお話しになるからである。

一番後ろの席で先生の邪魔にならないように気遣っていたわけだが、

「G先生、終了したら先生の部屋に行きますから・・・」

と暗に退出を促された。

うーーん、残念。

・・・・・。

まあ、確かに、逆の立場で、教授が聴講していたら気になるものなあ・・

と思い返し、部屋に戻ることにした。

学生さんが羨ましい。

・・・。


夕刻は郷土料理屋にご招待した。

きょうは運転手。

アルコールは我慢した。

旧帝大でも、というか、先駆的な大学であるほど、縛りが多くなり、さらに身動きができなくなる現実をお話しくださった。

うちはまだ大丈夫。

田舎で遅れているからか・・・。

これから大変になるなあ・・

・・・


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まず動け

午前中,学生と面談.

あまりに考えすぎ.

まずは動かないと.

確かに考えないと不安であろう.

限られた知識や経験が照らし出す道は少しだけど、勇気を持って前進していけば、次々と行く手が照らし出されていくものだ

真っ暗な表情だった学生さんに少しばかり笑みは戻った気がしたが,解決していないような気がする.

いろいろと限界もあるのだろうか・・

・・・・.


この午前中の相談でかなり疲れてしまって,肩も重くなった.


午後は久々のスケジュールミーティングで,アメリカの学会での出来事を話す.

聴講して感銘した様々な論文についても紹介した.

共同研究先の企業さんにも参考になることなので,文書にまとめて,整理することにした.


その後,学生さんたちと面談.

とにかく動かなければいけない.

司馬遼太郎の作品に「俄」というのがある.

その主人公の万吉はどつかれ屋から身を起こし,単純明快というのが行動原理である.

駈けるが,何のために駈けているのか分からない.

あまり意味も考えずにかけずりまわっている内に瓢箪から駒が出て,食っていっているというのである.

だから,先見の明があったり,その先見の明によって他人と違う道をひそひそと歩いたりする神経が,そのときばったりの万吉には分からないし,むしろ気味悪くさえもある.

そのぐらい行動主義であっても良い.

動く前にあれこれ考えて沈むのではなく,走りながら考えるのだ.

・・


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独立心に関するぼやき

独立とは自分にて自分の身を支配し他によりすがる心なきを言う。

みずから物事の理非を弁別して処置を誤ることなき者は、他人の智恵によらざる独立なり。

みずから心身を労して私立の活計をなす者は、他人の財によらざる独立なり。

人々この独立の心なくしてただ他人の力によりすがらんとのみせば、全国の人はみな、よりすがる人のみにてこれを引き受くる者はなかるべし。

                    福沢諭吉「学問のすゝめ」
その福沢が1万円札になっているというのも皮肉な話である.
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人に諛へつらうものなり。

常に人を恐れ人に諛う者はしだいにこれに慣れ、その面の皮、鉄のごとくなりて、恥ずべきを恥じず、論ずべきを論ぜず、人をさえ見ればただ腰を屈するのみ。

                    福沢諭吉「学問のすゝめ」

共同研究も考えなければいけないなあ.

協調を超えた場合はこれにあたる.


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「技術相談」という仮面をかぶった「新人研修」

某大手企業の訪問があった.

7人という大人数だ.

技術相談ということである

大学側からすれば,外部資金を手に入れるまたとないチャンス

このようなお客様はホイホイと揉み手でお迎えするのである.


3日ほど前に

「撮影をしたい」,とか,「時間は3-4時間を希望します」

と言う内容が来た.

「3-4時間は技術相談の範疇を超えている」

と,丁寧にお断りすると,

「1時間でいいですからお願いします」

と嘆願される.

それで1時間ほど技術相談に乗って,そのあと,Billy先生に見学案内をしてもらうことにした.

来たメンバーはみんな若い.

2名ほどは年配者である.

上司と若手社員に見えなくはない.

若手はリクルートスーツを着ている.

技術相談に来るエンジニアの方々は作業着かラフなセミフォ-マルな方が多い.

ははーん,新人か?

と少し思う.


最初は現状の研究を社交辞令程度に聞いてきた.

あまり理解できない様子も感じる.

本当に技術相談なのか?

と思う.

その後,20年後の未来予測に関することが聞かれるようになった.

ここがメインのようである.

で,丁寧にお答えした.

が,1時間となったので切り上げさせていただいた.

それでもちょっと親切に話しすぎたかなとも思った.

その後,Billy先生の案内で実験室にの見学に行っていただいた.

居室に戻って作業をしていると,Billy先生から声をかけられる.

「写真を撮りたいそうです.」

それで集合写真を撮ることになった.

少し年配の方がシャッタを押している.

「あっ,学生に撮らせましょう.」

と声をかけると,

「いいえ,私たちは事務局ですので」

とおっしゃる.

人事か?

と言うことで完全に新人研修であるということが分かったのである.


うむ・・・


今年度は共同研究はもう一杯なので,受ける気はなかったが,少々馬鹿にされた気分でもある.

きっと大学の教員は暇だと思っているのであろう.

皆様もお気をつけください.

3-4時間も話をしなくて良かったと心底思った.


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プロフィール

HN:
Gorgias
性別:
男性
職業:
自然科学者
趣味:
歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

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