忍者ブログ

教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

卒業研究発表会の日

卒研発表日、学会行事が重なっている。

幹事を務める研究会も開催され、学会運営会議が欠席できないのだ。

それで、朝の2件ほど聞いてから、研究会会場に愛車で移動。

昼食も取る時間がなさそうなので、学会会場前のパン屋さんでサンドウィッチを購入。

今回欠席できなかったのは、一文字君に運営委員を引き受けてもらったので、皆さんに紹介する必要もあったのだ。

それから年間報告や計画についても私が発表しなければならないという。

やはりお昼は引き継ぎがあって、外に出る時間もなく、会場でサンドウィッチを食べようと思っていると、

手に提げていたそれを見たこんな感じの綺麗な受付の方に



会場は飲食禁止です。

と注意される。

・・・・・・。


それで自動販売機コーナーで販売機を見ながら、パンを急いでパクついて、会場に戻る。

その後、研究会の冒頭に運営委員会の決定事項を報告させてもらって、メインの研究会には参加せず、急いで愛車で再び大学に戻る。


G研究室の発表には間に合った。

平沢さんも会場に来ている。

プレゼンも何とかできていた。

バンビ君、横わけ君、M君、相島君と見違えるように良くなったプレゼンに少し感動する。

質問にも自信を持って答えている。

M1の江藤君が

「会場の先生が何を質問してこようとも、研究に関しては君たちの方がその先生を超えているから、せわーない。」

と後輩に訓示していたのである。


発表が終わったばかりの学生さんたちに声をかけたいところであるが、G研究室の発表が終わっても、そのまま会場に残り、最後まで研究発表を聞く。

審査もあるのである。

最後のセッションで、私の質問にうまく応えることができなくて、悔しそうな顔で教室をあとにしようとするK教授指導の女子学生に

「そんなに悔しがらずに。立派な発表でしたよ。」

と声をかけると、ぼろぼろ泣き始めて、

「先生、ありがとうございました。」

と礼を言ってくれた。

なんと礼儀のしっかりした学生か

と余韻に浸っていると、遠くでそのようすを見ていたBilly先生がニヤニャしながらやって来て、

「先生、またいじわるな質問したっすか!」

と声をかけてきた。

・・・・・・・。

研究室にもどると、4年生達は研究室に残っていた。相島君以外は。

それでご苦労さんと声をかけた。

とはいえ、まだ、共同研究先の報告会や学会が残っている。

これで終わりは平沢さんぐらい。

まだもう少し頑張ってもらわないと。

とはいえ、フェードアウトにさしかかっているのは間違いない。


おつかれさま。


いつも応援、ありがとうございます。

拍手、ありがとうございました。

こちらから出て頂けると励みになります→

拍手[2回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カウンター

カレンダー

07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 3
10
21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新コメント

[08/17 若松若水]
[08/12 mc3t3e1cells]
[08/11 mc3t3e1cells]
[10/31 yoshi]
[10/16 totetsutita]

プロフィール

HN:
Gorgias
性別:
男性
職業:
自然科学者
趣味:
歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析

Copyright ©  -- 教授ゴルギアス --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]