忍者ブログ

教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

2人の助教

たまに登場するが、G研究室には助教の栗林さんがいる。

 

彼については以前書いたが、彼以外にも助教はいるのである。

とはいえ、学外の研究室で頑張っているG研究室のOBのことだ。


一人は結城君である。

結城君は世界的な大会社T社をやめてアカデミックな世界で生きていきたいとG研究室にやって来た孤高の男である。



1年間は大学で研究に専念したが、そのうち収入がないと音を上げてきた。

そこで、り大の非常勤を紹介して、そこで働きながら研究を続けることになる。

り大では彼の講義はなかなか評判が良くて、そのまま残ってほしいと言う声が学生から届くようになったという。

丁度り大で翌年定年退官される教授がいて、その空きポストに応募して、助教として採用されたわけである。

それから3年ぐらい頑張っているが、あまり研究環境が良くない大学らしく、G研究室に来てはぼやいていた。

・・・・。

外部の公募にも1年ぐらいから出し始めて、講師で来てほしいという大学も出始めた。

彼が言うには、少し専門からずれた科目を嫌々ながら教えてきたが、それらが結局新しいポストでは活かされる方向だというのだ。

嫌に見えた道でもその先に展開が用意されていることを知ったという。

うむ・・・、何とも偉い。

栗林助教とすげ替えたい衝動には駆られたが、そんなことはできないのである。

講師待遇だしね。

大体そんなことができる白い巨塔のような時代は終わっている。

・・・。


一方、栗林助教は先月なんとか学会の責任者をしていたようだ。

小さな学会で週末に開催されたみたいで知らなかった。

チラシがたまたま手に入ったので見てみると、連絡先が


栗林研究室


になっていた。




・・・・・。


いつから研究室を持ったんだ、この人は。

全く気分が悪い。

・・・・。


ということで、皆様、良い連休を!


拍手コメント、ありがとうございました。


いつも読んで頂きありがとうございます.

こちらから出ていただけると励みになります。
よろしくお願いします。 → 

拍手[1回]

PR

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

無題

まぁ、先生、仕方がないですよ。
何かやらないと存在価値がないのは
ご自分でもわかっておられるんですから。

しかし、うちの准教授は、プレゼンが下手すぎ。
何度もチャンスを上げたのだが、ひどすぎます。
結局自分で自分の首を絞めている。。。。。
論文数もある程度あるのに、あれでは誰もなぁ。。。。
なんとかならんものかな。
  • from 隣人 :
  • 2013/10/14 (15:05) :
  • Edit :
  • Res

隣人先生様

いつもありがとうございます。

何かやらないといけないというのは分かります。

それならば一言声をかけるとか、「G研究室 栗林」とチラシに書けばいいのに、黙って

栗林研究室

はないでしょう。

・・・。

まあ、なめられている証拠でしょう。

情けなかっ!


プレゼンは練習で何とかなるのではないですか?

准教授だから指導というわけにも行かないから大変でしょうけど・・・。


寒暖差が激しくなってきております。

隣人先生もご自愛ください。

  • from G :
  • 2013/10/14 (16:21) :
  • Edit :
  • Res

カウンター

カレンダー

07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 3
10
18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新コメント

[08/17 若松若水]
[08/12 mc3t3e1cells]
[08/11 mc3t3e1cells]
[10/31 yoshi]
[10/16 totetsutita]

プロフィール

HN:
Gorgias
性別:
男性
職業:
自然科学者
趣味:
歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析

Copyright ©  -- 教授ゴルギアス --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]