忍者ブログ

教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

カテゴリー「雑感」の記事一覧

なすべきこと

締め切りものも片付いて,心理的・時間的余裕が珍しく月末ながら備わっている.


今週は学生さんと時間をとって面談をしよう.

仮配属の学生さんの面倒もきちんと見ないとなあ.

愛想尽かされて他の研究室に流れてしまう.


M1生も就活の準備を促す雰囲気にしつつ,研究をまとめる時期でもある.


助教さんも昇任をしてもらうべく,尻をたたかないと.

栗林助教は昇任する気持ちはあるのだろうか.

大学の展示会にも協力しないし,研究成果が出ているんだろうか.

これも気が重いが,なんとか導いてあげないといけない.

もう少し厳しい人事システムや全教員任期制の導入でもしない限り,むずかしいんだろうなあ.

何もしなくても給料もらえて好きなことができる天国だから.

・・・


また愚痴になりやした.


拍手,ありがとうございます.

こちらから出ていただけると励みになります.→にほんブログ村 教育ブログ

拍手[15回]

PR

働き方改革



最近,企業からの技術相談や共同研究申し込みが非常に多くなってきている.

これは景気回復の証でもあっていいことだとも思う反面,企業の余裕がないのだろうかとも思ったりする.

企業と言うよりエンジニアの余裕がないのか.


私もかつてエンジニアであった.

私の上司はMさんという酒豪で,



「やりたいことはやれ.

ただし,打ち上げ花火は上げろよ.

打ち上げ花火を上げながら,その影で好きなことをするのだ.」

と,どこからか予算を取ってきてくれたし,裏でやっていたことがうまく行きかけたら,きちんと上まであげて評価してくれる人であった.


私がエンジニアの頃は大学の方と会っても,

「ズレた連中だな.」

と思っていたものである.

#すみません.


それが最近は積極的に大学を利用しようという方針が多くの企業で採用されている.

エンジニアの方々はズレた連中だなと思われていることであろう.

とはいえ,その分,企業というか,エンジニアの方々の余裕がなくなったのかなと思ったりする.

いまでもエンジニアの方々は,裏で自分のやりたいサブテーマを持って,密かに進めていたりするんだろうか.

それよりも自分の時間を大切にするという風潮だろうか.

技術相談や共同研究などの依頼を聞くたびにそんなことを思うようになった今日この頃.

余裕がないと次の弾がないものね.

とはいえ,時間的な余裕は自分で作るもので,やはりそこはいろいろなものを犠牲にするかあきらめるしかないように思う.

が,それをしないことが正義の風潮.

働き方改革って,大丈夫っすか?

・・・


いつも応援,ありがとうございます.

拍手,ありがとうございました.

こちらから出ていただけると励みになります.→にほんブログ村 教育ブログ



拍手[8回]

独立心に関するぼやき

独立とは自分にて自分の身を支配し他によりすがる心なきを言う。

みずから物事の理非を弁別して処置を誤ることなき者は、他人の智恵によらざる独立なり。

みずから心身を労して私立の活計をなす者は、他人の財によらざる独立なり。

人々この独立の心なくしてただ他人の力によりすがらんとのみせば、全国の人はみな、よりすがる人のみにてこれを引き受くる者はなかるべし。

                    福沢諭吉「学問のすゝめ」
その福沢が1万円札になっているというのも皮肉な話である.
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人に諛へつらうものなり。

常に人を恐れ人に諛う者はしだいにこれに慣れ、その面の皮、鉄のごとくなりて、恥ずべきを恥じず、論ずべきを論ぜず、人をさえ見ればただ腰を屈するのみ。

                    福沢諭吉「学問のすゝめ」

共同研究も考えなければいけないなあ.

協調を超えた場合はこれにあたる.


いつも応援,ありがとうございます.

拍手,ありがとうございました.

こちらから出ていただけると励みになります→にほんブログ村 教育ブログ


拍手[4回]

豚的幸福

古米教授に会議が振り回されることが多い.

というか気を遣って会議の進行すらそれに歩調を合わせることは間々ある.

会議というのは早ければ早いほどよく,そういうことで時間が足りないのは議長の調整不足であると断じることはできる.

が,議長も忙しい.

事前調整できずにその会議で一緒に考えると言うことが多い.

その場合,思い込みの発言をずっと続ける方々により多くの被害を被ってきた.
迷亭から見ると主人の価値は強情を張っただけ下落したつもりであるが、主人から云うと強情を張っただけ迷亭よりえらくなったのである。

世の中にはこんな頓珍漢(とんちんかん)な事はままある。

強情さえ張り通せば勝った気でいるうちに、当人の人物としての相場は遥(はるか)に下落してしまう。

不思議な事に頑固の本人は死ぬまで自分は面目(めんぼく)を施こしたつもりかなにかで、その時以後人が軽蔑(けいべつ)して相手にしてくれないのだとは夢にも悟り得ない。

幸福なものである。

こんな幸福を豚的幸福と名づけるのだそうだ。

                 夏目漱石「吾輩は猫である」

#迷亭は小説の主人公の苦沙弥先生の友人である

で,まあ,発言の本人は周りの反応を気づきつつも自説にこだわっていたのかと思っていたが,この漱石のくだりを見て,豚的幸福に浸っていたのかと思った次第であった.

#古井武右衛門君という生徒さんが担任の苦沙弥先生に退学の相談に来るところなどもいろいろ考察できるが,これは読んでみて頂きたい.

・・・.

いつも応援,ありがとうございます.

Cross様,拍手コメントありがとうございます.あの白人学生の自信満々さはゆとり教育から来ていたんですね.日本の場合と一緒で空虚な自信は怨念に容易く変化するので,恐ろしくも感じます.トランプ大統領が強気に走ると支持率が上がるというのも少し怖いですね.いつもありがとうございます.

拍手ありがとうございました.

こちらから出て頂けると励みになります.→にほんブログ村 教育ブログ

拍手[8回]

なぜ教授本人が発表しないのか?

今回も国際会議に関する雑感.

昨日以下のようなことを書いた.

「実際に国際会議に連れて行ってみると,発表はぼろぼろで,質問には全く答えられず,こちらをすがるような瞳で見つめてくる.」

拍手コメントを頂いた.

このパターンでイギリス人が切れて,

「なぜ教授自身が発表しないのか?」

と詰め寄ったというのである.

#cross様,いつもありがとうございます.

そうよね.

日本の評判を落としているのはこうした教授よね.

まったく,こまったもんだわ.

と改めて思ったものである.

・・・・


同じ感覚に最近は到っている.

#遅いって

それで,9月に北米で行われる学会での学生さんの発表は取り下げて,自分のみ発表に行くことにした.

#最終のaccept前に取り下げたのでした.

講演時間は30分だし,階段教室の大会場での発表だ.

発表者の勉強量からして,発表はともかく,質問時にはこちらをすがるような瞳で見つめてくるのがみえて来た.

そうならない可能性にかけてみるほど俺は自信家じゃないんだ.



座長様には申し訳ないことをしたが,その分頑張るので許してください.

・・・・.


ポスターあたりで様子を見て,勉強量に応じて,オーラルを検討してみるぐらいにしたいとダメだな.

学生の教育を優先するのはいいが,会場からすれば迷惑な話である.

もちろん,学生さんには頑張ってほしい気持ちはかわらないんだけど.


ということで,研究はもちろんですが,英語の方もしっかり勉強しないと,研究が進みません.

さらなる努力を期待する次第であります.


いつも応援,ありがとうございます.

ミーバー様,cross様,拍手コメント,ありがとうございました.

拍手,ありがとうございます.

こちらから出て頂けると励みになります→にほんブログ村 教育ブログ

拍手[4回]

カウンター

カレンダー

11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 7 8
10 11 14 15 16
19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新コメント

[08/17 若松若水]
[08/12 mc3t3e1cells]
[08/11 mc3t3e1cells]
[10/31 yoshi]
[10/16 totetsutita]

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/13)
(12/12)
(12/09)

プロフィール

HN:
Gorgias
性別:
男性
職業:
自然科学者
趣味:
歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析

Copyright ©  -- 教授ゴルギアス --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]