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教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

個々人が主体性を失えば組織も崩壊する

男子は,その仕事場で,女子は,その家庭で,働く様を見て本当にその人となりが分かる.

男女ともにつらいこと,苦しいことに際して最もよく彼らを知ることができる.

最も分からないのは社交の場である.

                    ヒルティ


そして面接.

ESであろう.


これらは大学の就職支援センターで添削・訓練される.

さらには,大学教員もそれらを添削/訓練し,最終的には原盤とは全く異なるものが企業に提出される.

学生さん達がESの添削を頼みに持ってくるが,これを直してあげてみても,実質とはかなり異なってゆく.


虚構だな


と思う.


とはいえ,そういう前準備すらする努力をしないものをここでふるいにかけることができる.

おそらくその程度にしか機能はしていないのでは無いか

と思うのであるが,頼まれたからには全力で添削する.


最近は研究室へのOB訪問やインターンシップからその働く姿を通じて採用にする割合を増やしてきている.

それが実質的.


これまでは平均化が重視され,大量生産に適した産業構造であった.

世の中というものは何にしても真の価値は無い.

その日その日をなんとかしていくしか無い.

そうだ,パズドラの点数でもSNSにUPしとくか・・.

という価値観は,命令受領者の社会であって,真に心あるものはその中にあって孤高である.

そのための信念と識見も持つ.

それを誇りとする.

キェルケゴールも退廃的な大衆生活に飽き足らずして,孤独であり,自己の主体性というものを把握して,それこそ真の自由に生きようとするものであります.

キェルケゴールは,かくてソクラテスを祖述しておるのであります.

ところが今日,実存主義を持って任じている人々の多くは,キェルケゴールやソクラテスとは似ても似つかぬデカダンであります.

そこには腐敗と堕落と装飾しかありません.

                安岡正篤「運命を創る」


まず自ら問うてみることである

自己の修行のために何をなしたかと.

そして諸君が次第に進歩したならば,自分は祖国のために何をなしたかと自問してみなさい.

そして諸君は,ついに人類のために,また,その進歩のために,何らかの形で寄与したという自覚で,広大な幸福感に浸りうるときが必ず来るであろう.

                 パスツール(ソルボンヌ大学にて)

勉強したくないから就職するという学生も多く見てきた

が,組織に入るからには見識を持って,ますます勉強し,孤高として超然としなければいけない.

命令受容者ではだめだ.

自分が社風や環境に影響を与えるという意識である.


ということで,卒業生の皆さんが社会に影響を与えるように頑張られることを期待しております.


いつも応援,ありがとうございます.

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ある地方大学にて教員をしています
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とはいえ,趣味はほとんど封印
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