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教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

大学での研究室選び

研究室選びについて私の思うところを書いてみたい.

以下の順位で選ぶべきである.

(1)教授の人柄,年齢

 人柄は重要.

 キチンと学生と対話し,将来を考えてくれる教授を選んでほしい.

 人柄は研究室見学の際にしばらく先輩とも話していれば分かると思う.

 研究戦闘員を欲しているのか,学生さんの成長を望んでいるのか.どうでも良いと思っているのか(論外).



 お願いして是非聞き出してほしい.

 その後の大学生活が随分と違ってくるはずだ.


 年齢については少なくともあと10年以上は教授である先生がよい.

 よい先生を選んだ場合,社会に出ても何かとフォローしてくれるはずである.

 希望すれば博士号も取れる.

 新たな道も開きやすいわけだ.


(2)博士後期課程の学生がいる

 これも上に通じることであるが,学生さんが「この先生となら!」とおもった教授であれば博士課程の学生がいるはずである.

 「これはやばい先生だぜ」とおもったら,さっさと他大学に行くからである.

 ただ,囲い込んで内部進学という場合もあるので,他大学から来ている博士学生もいるかなども見てみるとよいだろう.


(3)他研究室の悪口を言う教授は避ける

 中には根も葉もないエセ情報を流して,アクティビティの高い研究室の阻害を計る教授もいる.



こういう研究室は外に国民の目を向けさせる北朝鮮や中国と同じ手法を用いているといっていい.

避けた方がよい.


(4)企業との共同研究や受託研究をほどほどに行っている

 自分が就職したい企業と共同研究を行っている場合,積極的にその担当者として志願し,先方に認めて頂くことで,GPAがライバルより劣っていても,採用して頂けることが多い.

 ただ,共同研究があまりに多いのは問題である.

 しわ寄せが学生に来るからである.

 全くないのは論外である.


(5)科研費を持っている
 
 最低ラインといえる.

 予算が無い研究室では,学会活動はすべて自腹である.

 しかし,旅費など出してもらえることが当たり前と思ってはいけない.

 感謝の心を持っていれば,先生も快く,

「旅費のことは心配するな!」

といってくれるはずだ.


ということで,研究分野については書かなかったが,自分の得意分野と呼べるものとか,自分のキーテクノロジーはしばらく目の前の課題にしっかりと集中して取り組まない限り,見えてこないものだ.

今,はやっていて自分もワクワクした

とか

おもしろそう、楽しそう

が,自分の好きなことと思っているかもしれないが,そうではない.

実際に取り組んで,努力に努力を重ねた上で好きなことは見えてくる.

そこまで行かないでほざいているのは単なる戯言である.

#そういう人が多いので厳しい口調となりました.ごめんね.


いつも応援,ありがとうございます.

マゾ軍団司令長官様,いつもありがとうございます.仰るとおりですね.優れた教育も地域貢献も,研究の最先端を維持していなければ出来るはずはありません.「研究アクティビティが高いから教育が疎かになる」と先生を攻撃する方々は両方疎かなんでしょう.

拍手,ありがとうございました.

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プロフィール

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Gorgias
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男性
職業:
自然科学者
趣味:
歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

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