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教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

教職を目指す

教職を目指す方からコメントを頂いた.ありがとうございます.

院生のポテンシャルを上げるには就職を一度してから必然性を感じないとダメと私も思う.

うちのような田舎大学では,大学院の進学を希望するもので,半分くらいは「就職したくないから」で,あとの半分くらいは「まだ自分に自信が持てない」ではなかろうか.

とはいえ,大学院は”院”がつくとはいえ,アホを治す病院ではない.

大学院修了した自分がさぞかし立派になっていると想定して入院したとしても,在籍中にボーとして日々を過ごしているとアホを罹患したまま退院することになる.

共同研究などを通じて社会人と競争したり,国際会議に出かけて世界中の科学者と議論したり,論文を投稿して査読者と戦ったりしなければ,成長はない.

無駄な2年間となる.


さて,教職であるが,教職者こそ社会を経験したものを優先的に採用してほしいと思ったりする.

それもある程度社会で信用を勝ち得た人生の達人たちがよい.

4人に1人は高齢者だ.

60才ぐらいで査定の上で教員免許を取って,小中学に徳育を交えて教えてくれればなあと思ったりする.

年寄りも大人もダメという見方もあるが,年寄りや大人がダメと言うことではなくて,昔からダメな年寄りも大人もいるということだ.

聖賢は山野に隠れている.
谷の窪にも山あいにも、この国のいたるところに聖賢はいる。

ただ、その人々は自分を現さないから、世に知られない。

それが真の聖賢であって、世に名の鳴り渡った人々は、とるに足りない.

                     内村鑑三「代表的日本人」

ある母親が中学に親子面談があって出かけていくと,

「冬休みに「りっし」の課題を課しました.」

と唐突に教諭は威張って言われた

「りっし・・?」

唐突なので,母親はわからない.

「えっ?立志がわからないのですか?英語で言いましょうか?クラーク博士を知っていますか?」

「いえ,不勉強なものでよく存じ上げません.」

という感じで,母親は先生を信頼して子供を預けたい気持ちが薄れてゆくのである.

私もこの話を聞いて,対処のまずさにその社会性のなさを感じざるを得ないのだ.

明治時代と違って誰もが大学に行く時代となった.

そんな大学から出てすぐ教諭というのもどうだろうか.

こんなこと書くと炎上するかもしれないが,教職の免許を取っていくものも,「これは」と言う学生より要領だけのものの方が多い気がする.

問題に対処してきた達人にこそ,信頼して,息子や娘を預けるに足る.

#モンスターピアレンツ扱いされるな.

...


安倍総理,ご検討のほど,よろしくお願いいたします.


いつも応援,ありがとうございます.

拍手,ありがとうございました.

励みになっております.



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自然科学者
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歴史
自己紹介:
ある地方大学にて教員をしています
自然科学者ですが,趣味は歴史です
とはいえ,趣味はほとんど封印
雑用以外は研究に没頭する日々です...

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