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教授ゴルギアス

地方大学教授のぼやき.なおこの物語は事実に基づくフィクションである.

研究貢献度に関する相違

研究を推し進めるためにはまず着想が必要である。

私は工学系であるので、着想するためには世の中のニーズを探らなければならないと思っている。

そこで企業や研究所との共同研究は不可欠である。

ニーズから着想したら今度はそれをどう展開していくかを考えなければいけない。

また、それ自体をもう先人が行っているかどうかも知っておくことが重要である。

これは定期的に学会で聴講したり発表したりしておけば自ずと分かることであるが、古い文献にも当たってみることが必要である。

さて、オリジナリティーが確認できたら、大概はまずシミュレーションして着想したアイディアや理論があっていたのかを確かめる。

それから実システムを構築して、実験である。


着想から展開までが結構重要な部分である。


そこまでが研究の半分以上と思っていた。


が、共同研究先の見解は違っていて、実験が研究の最も重要な部分であるということだ。

その貢献度の方がはるかに高いというのである。


しかし、極論すれば、実験器具をそろえてしまえば、私の場合、実験は外注でも良いとも思っている。

会社が実験部署と開発部署を分けているような具合にである。

・・・。

この辺りが1つの研究タイプが分かれるところかとも思える。

特に生体や材料などの未知系の部分なんて扱う場合は理論の構築が困難であるからだ。

その辺りの出身学問で考えの相違が起こるのかとも思える。


あまり研究の貢献度について主張し合ったりすることはなかったが、今回はそれに近いことが起きたので、これらのことについて考えてみなければならない。

異分野との共同研究では、分野の考え方やルールも異なるので、この辺り整理してから取り組む必要があったといえる。

が、私も走りながら考えるタイプなので、いつも問題が後から後から生じてくるのである。

だめねぇ。

・・・・。


皆様、良い週末をお過ごしください。



いつも読んでいただき,有り難うございます.


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ある地方大学にて教員をしています
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